粘り強い示談交渉で示談成立し、不起訴処分を獲得
事案概要
13歳未満の女児とホテルに行き、性交渉をしたとして、1年以上が過ぎてから逮捕・勾留された事案です。
弁護活動のポイント
被害者が13歳未満の女児であるため被害者両親との示談交渉が難航することが予想されました。
また、本件は、不同意性交等罪の新設以前の犯行であり、改正前の刑法177条により、13歳未満の者に対する強制性交等罪で逮捕・勾留されました。しかし、被疑者は、本件当時、被害者が13歳であると認識していたとして、年齢の知情性を否認していました。そのため、被疑者の年齢知情性に関する供述を踏まえて、強制性交等罪は成立しない旨の意見書を提出しました。
弁護活動の結果
被害者の母親と粘り強く示談交渉した結果、示談成立に至りました。
また、前述の強制性交等罪は不成立である旨の意見書を検察官に提出し、不起訴処分(起訴猶予処分)となりました。
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