事件の概要
少年が学校に対し、複数回脅迫文を送った威力業務妨害事件。少年は、逮捕当初犯行を一部否認しており、認めた部分についても動機などの点で事実と異なる供述をしていた。
弁護方針
少年が犯行を行ったことは明らかであったことから、真実を伝えることの重要性を少年に説いた。また、少年の更生を考え、少年の問題点について、時間をかけて話し合った。
結果
弁護人の働きかけにより、少年は真実を述べ、事件についてすべて認めた。その態度によって、裁判官は少年の反省を認め、少年院送致ではなく保護観察処分との審判を行った。
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