示談不可も諦めず、依頼者との信頼関係も築き不起訴
事案概要
スーパーマーケットで、化粧品や食料品などを万引きしたという事件で、継続的に万引きを繰り返しており、余罪も多数あった事案。
弁護方針
まず、被害店舗と示談を目指して活動をした。
しかし、被害店舗は全国展開をしているスーパーマーケットで、示談は一切受けないという運用になっていたため、示談をすることはできなかった。
よって、方針を切替え、被害弁償については、供託を行い、依頼者はご病気をお持ちの上、そのことが窃盗行為に多分に影響を与えていたことが推察されたので、その点を詳細に聞き取った上、意見書を作成し、不起訴処分を目指した。
ご病気のことで、その内容を具体的に聴取することは難しかったが、何度か粘り強くお話をするうちに、徐々にお話をしてもらえるようになり、具体的な内容を聞き取ることができた。
そして、その内容をまとめたものを意見書として提出し、最終的には不起訴処分にしてもらうことができた。不起訴処分にしていただいたときは、依頼者の方には、とても喜んでいただけた。
結果
不起訴処分を獲得。
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