難しい身柄解放や示談に成功し不起訴
事件概要
ラブホテルにて、未成年の少女にわいせつ行為をした上、その様子を写真で撮影したという事案。
弁護方針
勾留された段階で受任したため、勾留延長を回避することを目標に弁護活動を開始。ご両親に、身柄解放活動をするに際して、身柄引受人となっていただくことになったものの、ご両親が少し遠方にお住まいだったため、身柄引受が現実的に可能であるといったことを示すのに難航した。
例えば、既に事件のことが会社に露見していたため、会社の方と連絡を取り、処分が決まるまで自宅謹慎のような形にしてもらい、その旨報告書として提出することにより、会社に通う必要がなく実家で生活していても支障がないこと等を主張した。
結果として、勾留延長は却下され、その後再逮捕されたものの、勾留請求も却下になり、身柄を解放してもらうことができた。身柄を解放されたときは、ご両親に大変喜んでいただけた。
身柄解放後は、不起訴処分を目指して、弁護活動を行った。主に、示談交渉と通院上の報告書の作成を行った。示談については、被害者の方が未成年ということもあり、保護者の方との示談はとても苦労したが、同じ事務所の弁護士と相談しながら、何とか示談を成立させることができた。
また、通院状況報告書については、専門クリニックに通院してもらい、診察に同席し、自身も医師に質問するなどし、報告書を作成した。
結果
示談や通院状況を考慮され不起訴処分を獲得。