NICD司法試験合格者ゼミを受講して(ANさん)
私がNICDアルバイトを選んだ理由の一つは、合格者ゼミが受けられるということでした。合格者からのゼミを受けられることはとても魅力的だったからです。
そして、今回、合格者ゼミを受講しました。受講し終わった今、NICDのアルバイトをしていてよかったと思いました。
ゼミの特色
まず、このゼミは、講師と生徒との間が近いです。
そのため、自らの希望するゼミを行うことができます。
また、直近の合格者だからこそ、不安なことを相談して今一番すべきことをアドバイスもしてくれます。つまり、ゼミの内容を講師と相談して、今の自分に一番必要なゼミを行うことができます。
私は、今年の司法試験で不合格でした。そしてその敗因分析をし、何をすべきかを講師に相談しました。その結果、私がいま、すべき勉強は公法系の起案である、と思い、公法系の添削指導をゼミとして行うことになりました。
ゼミは全6回、週2本で10本起案しました。
ゼミで得たもの
合格者から直接アドバイスをいただける機会はそう多くありません。しかも、今回はマンツーマンでゼミを行っていただき、ゼミの内容はとても濃厚でした(毎回復習が大変な程)。合格者と直接対話することは、考え方の違いや書き方の違い等で、合否をわけた理由が明らかになり、自分に何が足りないのか、が明確になります。
また、講師との距離が近いことから、自らの改善すべきことを的確に指摘していただけます。時には、はっきりと「これはだめです」といっていただけることも、アルバイト同士で仲間意識が強く、親身であり、来年合格してほしいと思ってくださる講師の強い思いがあるからこそだと思います。
また、受験経験者であるからこそ、悩み相談も乗っていただけ、自らの勉強についての改善方法がすぐ導きだせたと思います。
苦手科目につき中心的に合格者の意見を聞けることはとても有意義でした。
合格者ゼミは見事に私の期待以上のものでした。全6回のゼミを通して、1回目の時には苦手意識ばかりあった公法系につき、書き方や問題の読み方、考え方などを指導していただいたことで、苦手意識は減りました。
このような経験ができたのも、NICDにアルバイトとして働いていたからです。このようなゼミを受けることができたことで、一層アルバイトとして働いていてよかったと思いました。このように、司法試験の勉強を行いながら、アルバイトができるのみならず、司法試験対策ゼミをうける機会を与えてくださるバイトは他にないと思います。
講師から教えていただいたことをさらに自分の物として身に着け、半年後の試験では満足のいく答案をかけるよう、日々精進し、合格を勝ち取りたいです。
講師の方、お忙しいのにもかかわらず熱心に、そして丁寧にご指導いただきありがとうございました。
そして、今回このようなゼミを受ける機会を与えてくださったNICDには感謝の気持ちでいっぱいです。
来年合格することでこのゼミの恩返しができたら、と心から思います。