弁護士インタビュー – 岩崎弁護士(パートナー弁護士)
Q.岩崎先生は元検事の弁護士ですが、中村国際刑事法律事務所ではどんな役割を担っているのでしょうか?
A.オブ・カウンセルという立場ですが(※平成27年11月10日付で、パートナーに就任いたしました。)、事件全般を扱っています。特に、性犯罪被害者の方々の力添え、性犯罪に関わらない刑事事件弁護、交通事件を行っています。その他、民事一般、家事事件なども手がけています。
Q.どのようなやりがいがあるか教えてください。
A.被害者の方は性犯罪にあったことで打ちひしがれて当事務所に来るわけですけれども、その方を、全面的に元の明るい状態に戻すことができるとまではおこがましくて申し上げられないものも、少なくとも法律的に解決することで少しずつ力強くなって、笑顔が戻ってくる。そのようなことを見ることができることが、仕事のやりがいです。
Q.仕事をしていて一番うれしかったことは、なんですか?
A.被害者の方に笑顔が戻ることがうれしいです。法律家が解決できる部分は、その方々のお悩みの一部だと思うけれども、お越しいただいた時に「聞いてもらえただけで気持ちが楽になりました」と言ってくださるときは、非常にうれしいですね。
Q.逆に、苦労した話はありますか?
A.すべての事件にそれぞれの苦労はありますね。ただ、一番苦労するのは、相手方との交渉がなかなかうまくいかず、被害者の方のご意向に添えない場合です。案件によって理由がさまざまありますけどね。被害者の方のご意向に添えず、被害者の方のご苦痛を少しでも癒すことができないときは一番苦しい。
Q.代表弁護士の中村先生の印象はいかがですか?
A.中村先生は全体を見ておられて、高い見識、広い視野で物を考えておられ、非常に尊敬できる方です。今後も中村先生や事務所のために尽力したいと思わせてくれる方です。
Q.アソシエイト弁護士の印象はどうですか?
A.アソシエイトの先生も本当に忙しい中、よく頑張っていると思います。当事務所は、他の事務所より高度な弁護活動をやっていると思うんです。だからこそ依頼も多くて忙しいけれども、その中でよく頑張っていると思います。欲を言えば、その忙しい中に埋没しないで、広い視野を持って広い分野の勉強をしてほしいと思います。そのために、これまで手がけたことのない分野や事柄でも、労をいとわずにやっていってほしいと思います。それに対して、わずかながらでも助言できることがあれば、私は積極的に助言をしていきますので、ぜひ広い分野の事案を経験し、勉強をしていってほしいということです。
Q.スタッフの方はどうですか?
A.頭が下がるというか、忙しい中本当によくやっておられる。私の要求もさまざまあります。刑事手続が中心とはいえ、いきなり民事手続のことをふったり。本当に大変だと思いますけど、よくやってくださっていると思います。他の事務所と比べても、高度かつ神経を使う事務の仕事だと思いますが、これからも頑張っていただければと思います。
Q.この職場を勧めるポイントを何かお願いします。
A.確かに高度な弁護活動をやっていますが、何も特別なことをやっているわけではありません。経験と勉強によって身についていくものだから、あまり臆せずに飛びこんできてほしいなと。高いレベルのところに入ると最初は大変かもしれないけれども、必ずそれが身についていく。それは弁護士であっても、スタッフであっても、同じことで、あまり気後れすることなく飛びこんでほしいなと。ステージが自分を押し上げてくれますから。
Q.最後に一言何かありますか?
A.当事務所は素晴らしい人に囲まれた素晴らしい職場ですから、ぜひ皆さん、おいでになっていただきたいと思います。