弁護士上野達夫は東京大学経済学部を卒業し、司法修習修了後、大手の総合法律事務所を経て、ニューヨーク大学ロースクールに留学し、ニューヨーク州の司法試験に合格しました。帰国後は金融系の大手法律事務所や、東証一部上場のメーカーにて企業内弁護士として勤務し、幅広い経験を積んでまいりました。
特に企業内弁護士の時代は、在籍した企業が海外事業展開を活発に行っていたため、M&A、事業提携、特許ライセンス交渉、海外拠点の立ち上げ・撤退、国際紛争(海外での訴訟、仲裁、調停を含む)など実戦経験とも呼べる貴重な経験を積みました。実際に現地で現場に立ち会い、相手方と直接交渉するという経験を数多く積んでおります。
英語力とこれまでに築いた海外の弁護士、会計士その他の専門家とのネットワーク(欧米、豪州、中国、韓国、台湾、香港、その他のアジア諸国等)を生かし、お客様の多様なニーズに対応可能です。
また企業が否応なしに日常的に直面する問題にも幅広く対応できます。例をあげますと、日常的に発生する各種契約の作成・検討(取引基本契約、販売代理店契約、各種ライセンス契約、フランチャイズ契約、開発委託・受託契約、共同開発契約、不動産売買契約、事業用借地契約等)や人事・労務問題での対応(労働関連法規の改正への対応。就業規則を含む社内規程の整備、社員の不祥事への対応。労働基準監督署への対応等)、訴訟・紛争対応、少数株主対策等(株主総会対策やスクイーズアウト)です。
上記の企業法務の他、国際相続、国際離婚等を含む家事事件、その他の交通事故や不動産紛争など一般民事案件の経験も豊富で、国内外の事案を幅広く手掛けております。
活動分野
以下は実際に経験した事例の一部です。
- 各種契約交渉および各種契約審査(取引基本契約、販売代理店契約、各種ライセンス契約、フランチャイズ契約、開発委託・受託契約、共同開発契約、不動産売買契約、事業用借地契約等)
- M&A、海外投資案件(海外企業の買収交渉、デューディリジェンス、少数株主対応、海外工場の取得・売却など)
- 事業提携(合弁契約等、合弁会社の運営に関わる法務、事業提携関係の解消)
- 特許ライセンス交渉、特許権侵害訴訟(欧米著名企業やパテントトロールとの交渉や訴訟。それを経てのライセンス契約)
- 海外訴訟対応(訴訟ホールド、ディスカバリへの対応を含む)
- 国際カルテル事件への対応(社内調査、国内及び海外の規制当局への対応)
- 製品不具合に伴う賠償問題への対応(国内及び海外)
- 会社支配権に関する紛争、仮処分、訴訟
- 少数株主対策、スクイーズアウト
- 偽ブランド品対策(商標権侵害訴訟の遂行を含む)
- 著作権ライセンス交渉、著作権侵害訴訟
- 国際相続(海外信託財産の相続(相続税申告、税務署対応を含む)、日本での相続限定承認による国内財産の確保、相続放棄など。法定相続人の有無に関する海外での調査、適用法に関する意見書の作成等)
- 国際離婚(外国人配偶者との交渉、日本で解決したはずの離婚問題が海外で再燃したケース等)
学歴
- 東京大学経済学部卒業
- New York University、 School of Law卒業、Master of Comparative Jurisprudence(比較法修士号)取得
所属委員会等
経営革新等認定支援機関 (中小企業庁認定)
中小企業海外展開支援弁護士 (日弁連)
著書(共著)・論文
婚姻契約・離婚協議 条項例集(新日本法規)
事例解説 当事者の主張にみる婚姻関係の破綻(新日本法規)
株主代表訴訟と役員賠償責任保険(中央経済社)
使用言語
日本語、英語
所属事務所
東京事務所