逮捕後「接見・面会」できるのは(原則)弁護士だけ
できる限り早い段階で性犯罪事件に刑事弁護士が介入することで、身体拘束をはじめとした日常生活への影響を最小限に抑えることができます。起訴されると99%有罪です。性犯罪事件はスピードが重要です。このため24時間土日夜間受付のご相談窓口(初回無料)を設置しています。無料法律相談をご活用いただくことで、各段階(下図)における最善の判断・行動を助言できます。また、当事務所は不起訴1,500件超、無罪14件の実績を有しています。当事務所の「強み」をこちらからぜひお読みください。
性犯罪事件における刑事弁護士の重要性とは
逮捕前・逮捕・送検・勾留・起訴、いずれの段階でも、刑事弁護士の介入により結果を改善することができます。しかし、早い段階でご相談いただく方が選択肢を増やすことができます。被害者のいる事件では示談交渉を行い、被害者のいない事件では意見書の提出や環境整備を通じて、早期釈放・不起訴・執行猶予を目指します。警察や検察の違法な取り調べに対する監視も、刑事弁護士の重要な役割です。
前科がついたらどうなるの?
前科が付くと、解雇や懲戒の可能性、就職活動での申告義務、就けなくなる職業の存在、社会的信用の損失、離婚事由となる可能性、実名報道によりニュースがインターネット上に残る、警察や検察に記録が残る、海外旅行時の入国審査への影響、再犯後の刑事裁判で刑が重くなる、などの恐れがあります。迅速な弁護活動により不起訴処分を勝ち取ることで、前科を回避することができます。
ご依頼者様の生の声をぜひお読みください
経歴20年超の中村国際刑事法律事務所。これまで直筆のお手紙、メール含め400件超の感謝の声をいただいてきました。不起訴・執行猶予・示談成立・保釈成功・無罪などを獲得したご依頼者様からの「生の声」をぜひ読んでください。
山口弁護士は膝突き合わせて親身に耳を傾けてくれました。当たり前の日常に感謝しながら日々歓喜で過ごして生きたいと思います。
人生で初めて弁護士にお世話になりました。不起訴処分の結果が出るまでの約4か月間友人そして家族誰一人に相談することができずに過ごしてました。唯一相談できたのが山口弁護士ただひとりでした。生きた気がしなかった暗黒の4か月間、山口弁護士は膝突き合わせて親身に耳を傾けてくれました。まだお若いのに実直で堂々としており、一言一言に重みを感じました。山口弁護士に恩を返す意味でも、自分自身改心し、当たり前の日常に感謝しながら、日々歓喜で過ごして生きたいと思います。
私に直接電話していただけたら今回得た経験から貴事務所を安心して依頼した方がいいと強く伝えさせていただきます。
中村先生、大変お世話になりました。無事不起訴となり感謝の念に絶えません。未明にインターネットを調べ幾つかの法律事務所に電話し、午前2時ころ中村先生と話を聞いていただきました。商取引で民事事件は原告側として何回か裁判の経験がありましたが、刑事事件は未知の世界であり、先生から的確な対応策を教えていただき信頼できる先生にお願いしようと思いました。早朝9時の約束を、8時には事務所を訪れました。親切な説明を受け即行動に移していただき、夕方には釈放していただきました。この間にメールや電話に出る勇気はなく心臓が止まる思いでした。釈放後の見通しも的確でしたが最終的に不起訴の連絡をいただくまでは不安で一杯でしたが、貴事務所に依頼して本当に良かったと思っております。刑事事件でどこの法律事務所に迷っておられる方がおりましたら、私に直接電話していただけたら今回得た経験から貴事務所を安心して依頼した方がいいと強く伝えさせていただきます。本当にありがとうございました。
光が見えた瞬間を今でも覚えています。そして判決がでたあとも心の支えとなり頼れる先生でした。
何事に対しても家族が納得できるように相談にのっていただき、本人とも、自分で何をするべきかを考えるように真正面から向き合い対応していただいたと感謝の言葉しかありません。まず最初に相談の時は、中村先生の出張先の事務所にてすぐにお時間をつくっていただき、家族の追い込まれた気持ちに優しくより添っていただけたことに、光が見えた瞬間を今でも覚えています。遠藤先生には本当にお忙しい中、昼夜を問わずの相談、そして進捗状況など頻繁に連絡をおとりいただき、大変感謝しています。書類にも何度も目を通していただき、そして判決がでたあとも心の支えとなり頼れる先生でした。中村先生からの「再出発は必ずできる」との言葉に本人とともに前を向いてすすまなくてはいけない気持ちになり、過ごしています。本当にありがとうございました。
毎日毎日会いに来ていただけたことで気持ちを切らすことなく厳しい生活に耐えることができました。
先生方は、僕が法学部であることを前提とした的確な説明をしてくれると共に、納得するまで何回も熱心に話してくれました。過度に期待させることなく、現実的な見通しを伝えていただけたことで自信を持って信頼することもできました。また、毎日毎日会いに来ていただけたことで気持ちを切らすことなく、厳しい生活に耐えることができました。先生たちに人生を救っていただいたことには大変感謝しています。僕も誰かを救えるような大人になれたら良いと思います。
朝早くから夜遅くまでの対応と積極的に協力していただいた事に心から感謝しております。
今回、息子の起こした不祥事に私たちは初めて弁護士さんを依頼することとなりとても不安でした。しかし迅速な対応と丁寧な説明があり、朝早くから夜遅くまでの対応と積極的に協力していただいた事に心から感謝しております。また裁判の練習を何度もしていただき、相手の弁護士さんとの交渉にも一生懸命に取り合っていただいた事、私たちが望む判決をいただいたのはすべて柏本さんや高田さんのお陰だと思っております。息子共々、被害者様の気持ちを忘れる事なく1日、1日を大切に過ごして行きたいと思います。半年近く本当にありがとうございました。
柏本さんの弁護はとても心強かったです。対応の速さにとても助けられました。
今回、人生で初めて逮捕され何も分からず不安でした。逮捕された日の夜に留置場に来てくださり、これから先どうなるか、どうするかということを教えてもらいました。対応の速さにとても助けられました。その後も接見時には丁寧に対応してもらい、分からないこともすぐに回答していただけたのでとても心強かったです。保釈後は公判の対策もしていただき、そのおかげで公判の際も過度に緊張することなく話すことができました。今回、私の罪としては最短の受刑判決になったのは柏本さんの適切かつ迅速な対応をしていただいた結果だと思っています。また柏本さんの弁護はとても心強かったです。改めまして今回の事件、柏本さんに担当していただき本当によかったと思っています。ありがとうございました。
事務所職員の方々のマナーはとても親切でした。刑事事件に強い事務所を選ぶことの大事さも教えていただき本当に感謝しています。
この度は主人の弁護活動をしていただきありがとうございました。本当に突然のことで、どうしたらよいのかわからず、弁護士事務所へつながる所へ何ヵ所か連絡させていただいた中、 柏本弁護士に聞いていただいた時、迅速な対応が刑事事件では大事と教えていただき、その日のうちに事務所で相談にのってもらうことができました。刑事事件に強い事務所を選ぶことの大事さも教えていただき、本当に感謝しています。柏本先生に電話で相談にのっていただいた時から、不起訴の通知をいただくまで、どんな時間やどんなささいな心配事までも丁寧に親切に色々教えていただけて本当に家族一同、いつも心の支えになっていました。無事に不起訴処分としていただけたことが本当に言葉ではあらわせないくらい感謝の気持ちでいっぱいです。柏本先生に出会えてとても幸運でした。とても忙しいお仕事だと思いますが、どうぞお身体に気を付けて下さい。そして、困っている人達を今後とも助けて下さい。本当にありがとうございました。事務所職員の方々のマナーはとても親切でした。ありがとうございました。
わずか3時間以内に面会に来ていただくと言う、迅速な対応をしていただき感謝しております。
逮捕され、中村先生を選任後、わずか3時間以内に面会に来ていただくと言う迅速な対応をしていただき、逮捕直後に抱えていた不安感や動揺を一刻も早く取り払って下さったご配慮に感謝しております。弁護士先生の弁護活動で、施行猶予の判決と取っていただき、私の更生への導きをしてくださったことを大変感謝しております。この度は本当にお世話になりました。ありがとうございました。
性犯罪事件のこのようなお悩みを中村国際刑事の刑事弁護士が解決
まずは「性犯罪事件の無料弁護士相談」をご活用ください
以下のご相談にあてはまる方へ、ぜひ無料相談をご検討ください
中村国際刑事はなぜ性犯罪事件に強いのか?
不同意わいせつに強い弁護士が電光石火のスピード対応
合言葉"スピードは正義"
民事事件と異なり刑事事件は迅速な対応が求められます。逮捕されると即座に警察による取り調べが始まり、弁護士は取り調べに同席できません。逮捕された人は孤立無援の状態に置かれ、時には、弁護士が関与する前に自白を得ようとする警察官もいます。このため、できるだけ早く弁護士による接見や対応が不可欠です。当事務所では、経験豊富な弁護士が迅速に接見し、最良の解決策を提供します。刑事事件でお困りの方は、ぜひお早めにご相談ください。
元検事率いる実力派弁護士集団
刑事弁護士を選ぶポイントは"何よりも経験"です
刑事事件に巻き込まれた際、刑事弁護士を選ぶ最も重要なポイントは経験です。ご相談者様が直面している犯罪容疑に関する多くの事例を取り扱った経験があるかどうかが鍵となります。豊富な経験があって初めて事件の見通しを立て、的確な弁護戦略を立案することができます。当事務所の刑事弁護チームは、元検事弁護士のリーダーシップの下、強力な弁護活動を提供します。豊富なキャリアと実績に基づき、今後の見通しを助言するとともに、将来にわたって更生の道しるべとなるような弁護活動を実践しています。
【不同意わいせつ】相談を迷っている方や、他の法律事務所に相談中の方へ
当事務所には、他の法律事務所に相談中や契約中の方からも多くの刑事事件に関する相談が寄せられています。その理由として、相談中の事務所が刑事事件の経験に乏しかったり、弁護士の対応が遅かったりすることが挙げられます。実際に、契約を当事務所に変更された方も多数いらっしゃいます。当事務所では初回相談を無料で行っておりますので、セカンドオピニオンとしてもお気軽にご相談ください。
迅速かつ粘り強い示談交渉力
電話相談を受けてから"翌日に示談成立"したケースも
当事務所の刑事弁護士は、豊富な経験と粘り強い示談交渉により、被害届や告訴の取り下げを実現し、多くの刑事事件で不起訴処分・前科回避を獲得してきました。被害者心情を熟知した示談交渉のプロとして弁護活動を行います。刑事事件において、示談が成立するかどうかは結果を大きく左右します。示談が成立すれば、不起訴処分や軽減された処分が期待でき、前科回避の可能性が高まります。
また、当事務所の柏本・坂本弁護士は、東京弁護士会の会員弁護士を対象にした示談交渉研修の講師を務めています。2022、2023年は柏本弁護士、2024年は坂本弁護士が講師を担当し、被害者との接触段階から示談締結に至るまで、各ステップで必要な心構えや示談成功率を上げるための技術を丁寧に指導しました。刑事弁護士としての実践的なスキルを高め、より良い結果を導くための示談交渉力を日々練磨しています。
メディア出演多数 女性弁護士在籍
"元検事弁護士"が指揮・政治家・芸能人の弁護実績多数
刑事弁護士として、テレビ(日本テレビ、テレビ朝日、TBS、フジテレビなど)やインターネット番組(ABEMA TVなど)に出演し、ブルームバーグなどの海外主要メディアへの寄稿や記事協力も行っています。また、週刊文春の「頼れる! 何でも法律相談」の刑事事件編に当事務所が掲載されました。弁護士としてのメディア出演だけでなく、政治家や芸能人など著名人の弁護活動におけるマスコミ対応の経験も多数あります。このような特殊な条件下での刑事弁護に加え、国際刑事事件も多数取り扱っています。
不起訴獲得1,500件超 無罪獲得14件の実績
刑事弁護士を多数輩出・刑事事件に強い法律事務所です
警察や検事に対峙する刑事弁護士の目的は、不必要な身柄の拘束を避け、無実の者が処罰されないように防御し、罪を認めている場合には温情ある判決を得ることです。当事務所では、この目的を達成するために捜査機関と対峙し、刑事事件において多くの解決実績を積み重ねてきました。有罪率99%という現実の中で、常に結果と成果を出す刑事弁護を目指しています。
中村国際刑事の解決実績
刑事事件に特化した法律事務所として2009年に設立。不起訴獲得1,500件超の実績。有罪率99%超の日本の刑事裁判において14件の無罪獲得。裁判員裁判取扱件数も23件あり、累計相談数は3万件超。
酩酊状態の不同意わいせつ事件で不起訴を獲得
依頼者である被疑者が路上において、面識のない通行中の女性に対し、着衣の上から乳房を鷲掴みにし、さらに、左肩を抱き寄せて唇にキスをしたという不同意わいせつ事案です。被疑者には10年前と1年前に痴漢の前科があり、事件当時のことはお酒を飲んだいたのでよく覚えていないと弁解していました。被疑者はお酒を飲んでいたのでよく覚えていないと弁解しており、犯人性・事件性が問題となりました。被疑者はお酒を飲んでいてよく覚えていないと供述していましたが、弁護人が検察官と面談した上で、犯人性、事件性にかかる心証を探りつつ示談交渉の道を模索しました。被疑者に対しても事件の見通しなどを共有しつつ、自白の方針を固め、示談交渉を進める旨の方針を立てました。検察官は公判請求の方針で考えていましたが、示談交渉状況を適宜検察官に共有し、勾留満期日前日に刑事処罰を望まない旨の示談が成立したことで不起訴処分を獲得しました。
不同意わいせつ未遂被疑事件で罪名落ち・不起訴を獲得
路上での不同意わいせつ未遂被疑事件で逮捕後、勾留がつかずに釈放され、その直後に当事務所に依頼がありました。事件の内容としては、深夜、自転車に乗った依頼者が、歩いている女性のお尻を触ったというものでした。依頼者は、事件について断片的にしか記憶がないものの、そのようなことをした記憶はある模様でした。また、警察からは、同内容の余罪も疑われておりました。まず、逮捕された件の被害者との間で示談交渉を行いました。本件は、深夜、駅近くの路上での犯行であったことから、依頼者と被害者の自宅が近いことが予想されました。そこで、示談交渉に臨む前に、依頼者と示談内容について綿密な打ち合わせを行い、被害者の不安を取り除くためには、犯行現場を含めた一定区域に立ち入らないことを示談の条件に入れることができないか検討しました。実際の示談交渉の場で、やはり被害者から、犯行現場を含めた一定区域へ立ち入らない旨を誓約してほしいとのことであったので、示談書に地図を添付し、立ち入り禁止区域を明確化して示談条件として定めたことで、示談を成立させることができました。また、適用罪名についても、不同意わいせつ未遂罪は成立せず、迷惑行為防止条例違反にとどまるのではないかと検察官に働きかけをし、結果として罪名落ちでの不起訴処分を獲得することができました。余罪については、検察官と適宜コミュニケーションを取って立件可能性を探っていたところ、最終的には示談交渉をするまでもなく不立件となりました。
外国人による不同意わいせつ事件で不起訴を獲得
外国人である依頼者が、外国から日本行きの飛行機の中で、隣に座っていた面識のない女性の胸を撫でたり揉んだりしたとして逮捕された不同意わいせつの事案です。検察官に被害者への取次ぎをお願いしたものの、被害者は検討するとの回答にとどまり数日経過したため、弁護士において検察官と面談し、示談金の原資はすでに家族から預かっていることや、弁護士において家族と密に連絡をとっており、依頼者を早期に出国させることが可能であること等を被害者にお伝えいただくようお願いしました。その結果、検察官による口添えもあり、勾留満期日の4日前に被害者と連絡をとることができました。その翌日、すなわち満期日の3日前に被害者との間で示談が成立し、依頼者は満期日に処分保留で釈放されました。後日、不起訴が決定しました。依頼者は日本には他国行きの飛行機への乗継ぎのためだけに降り立っていたのですが、逮捕されることにより不法入国扱いとなってしまっていたため、釈放の当日、依頼者は入管に移送されました。もっとも、弁護士において直ちに入管の担当者と連絡をとり、本人が自費出国を希望していることを伝え、入管指定の航空会社の航空券を購入するのに足りる現金をご家族から預かって同日差し入れました。結果、本人は入管へ移送された10日後に出国することができました。
わいせつ誘拐・不同意わいせつ事件で同種事案の前科がありながら執行猶予を獲得
SNSで知り合った未成年の男子を車に乗せ、最終的にはホテルに行って、男子の陰茎を手淫したという、わいせつ誘拐・不同意わいせつの事例です。依頼者には、同種事案の罰金前科がありました。被害者側には示談に応じていただけなかったものの、検察官を通して被害者側の処罰感情がそれほど強くないことを知ることができたため、処罰感情について検察官より証拠化をしてもらうように交渉しました。起訴後、証拠開示を行い、その証拠を入手することができたので、裁判では弁護側から証拠請求を行いました。依頼者には直近に同種事案の罰金前科があり、性に対する偏った嗜好が見られたため、専門のクリニックに通院して治療に励んでもらいました。裁判では、被告人質問で、クリニックを通して学んだことを詳しく話してもらい、前刑後の状況と現在の状況との違いを強調しました。加えて、依頼者が保釈中に毎日記した日記や、依頼者の社会復帰後(執行猶予付き判決であれば判決後すぐ、仮に実刑判決であったら服役後)に雇用を約束してくれる雇用主の上申書を、裁判において証拠請求しました。これらの弁護側立証が功を奏し、同種前科がありながら、執行猶予付き判決を獲得することができました。
公務員による未成年への不同意わいせつ事件で不起訴を獲得
被疑者は通行人の女子高校生(当時)と一緒に、同人の住むマンションのエレベーターに乗り込み、同人のスカートの中に両手を入れ、下着の上から下半身を数秒程度触ったという、不同意わいせつの事例です。受任時点で5年以上前の事件でしたが、防犯カメラ映像が残っており、犯人性に問題はなく、被害者との示談が成立するか否かが問題となりました。受任後、まず示談の成立を目指しました。また、被疑者である依頼者は別件の条例違反で検挙され、その示談成立により起訴猶予となった前歴があるところ、示談書だけでなく、性障害治療のクリニックに通院していることを示す領収証も併せて検察官に提出しました。本件は前歴よりも前の事案であって、前歴で検挙されて以降は再犯していないことも併せて主張し、起訴猶予を目指しました。依頼者は公務員であり、職場に本件が知られることを危惧しておりました。警察官は職場に知らせることはないと言っているため、問題ないと思われましたが、念のため、送致後、検察官にも職場に知らせないよう配慮していただきたい旨伝えました。そして示談交渉当日、被害者にはまず、依頼者作成の謝罪文を手渡し、その場で読んでもらったものの、被害者の処罰感情は強く、当初は難しい交渉になるかと思われました。しかし、この場には被害者だけでなく被害者の夫も同席しており、被害者の夫は冷静な様子であったため、被害者の夫にも適宜話を向けるなどして、冷静に話を聞いてもらえるような場の雰囲気づくりに尽力しました。その結果、後日継続になることなく、その場で示談を成立させることができました。示談書だけでなく、性障害治療のクリニックに継続して通院していることを示す領収証も併せて検察官に提出し、さらに、依頼者の同居の親の嘆願書も提出し、速やかに不起訴処分を得ることができました。
マッサージ中の不同意わいせつで不起訴を獲得
依頼者はマッサージ業を営んでいることころ、客の女性が、依頼者から胸のマッサージを受けた際に、施術用紙ブラジャー(施術着)を外され、直接胸を揉まれ、乳首をつままれたとの内容で被害届を出したという準不同意わいせつの事例です。依頼者は、初回相談時、当該女性のマッサージをしたことは認めるもののわいせつ行為は否認し、ブラジャーを外したことも乳首をつまんだこともない、ただ、胸の施術の際に、ブラジャーをずらしたり、乳首に触れることはあったかもしれないと主張したため、どちらの言い分が信用できるかが問題となりました。実際のところ、一度依頼者のマッサージを受けただけの客が依頼者を陥れるために被害届を出す動機は想定し難く、ブラジャーをはずすとずらす、乳首に触れるとつまむ行為を取り違えることも考えにくいから、被害者供述の方が信用性は高いと思われました。依頼者の弁解は認めなのか否認なのか中途半端であり、そのままの弁解では被害者が納得せず、示談交渉がうまくいかなくなる可能性が高いと判断したため、近い日程で再度依頼者に来所してもらい、依頼者の弁解を再度丁寧に確認しました。結局ほとんど認める内容となったため、その前提で示談交渉を行いました。示談交渉の場で、被害者はやはり依頼者が当初否認していたことについて気にしていましたが、事前に依頼者とよく打合せをしていたため、その点うまく説明することができ、比較的スムーズに示談を締結することができました。その結果、依頼者が検察官に呼ばれることもなく、早期に不起訴処分を獲得することができました。
SNSで知り合った女性との性的トラブルを示談で終結
この事件は、男性の依頼者がSNSで知り合った女性とお酒を飲み、依頼者としてはきちんと同意を取ってラブホテルで性行為をしたものの、女性から後になって同意がなかったとして抗議の連絡があり、警察へ被害申告する旨を言われたという事案でした。依頼者は、明確に同意を取っていましたので、女性の申告にあまりに驚き、慌てて当事務所に相談に訪れました。女性の連絡内容から、まだ警察への被害申告はしていないことがうかがわれましたので、速やかに依頼者から女性に当事務所弁護士の連絡先を伝えてもらい、女性から連絡を頂いて示談交渉を開始しました。示談交渉では、無理に罪を認めるのではなく、むしろ依頼者としては同意を得たという認識で、裁判になれば犯罪の成否が熾烈に争われ、女性には出廷の負担が生じるため、金銭的な解決の道もあることを丁寧に説明しました。また、示談交渉と並行して、女性が被害申告に至った場合に逮捕の可能性を下げるため、先に依頼者と一緒に警察署に赴き、事情を説明して被害申告の際には在宅捜査とするよう申し入れをしました。最終的には、女性との間で示談がまとまり、警察への被害申告がなされることもなく本件は終了しました。
不同意わいせつ・強性交等事件で逆転執行猶予を獲得
見知らぬ男子児童2名に対し、それぞれ別の日時場所において、陰茎を触ったり舐めたりした不同意わいせつ罪2件の事案。このうち1件については、陰茎を咥えたとして強制性交等罪で逮捕された。強制性交等罪の法定刑が5年以上の懲役であり、被害者が児童のため犯情も悪質であったことから、不同意わいせつ罪1件と強制性交等罪1件で起訴された場合には執行猶予付き判決の獲得が絶望的となる事案であった。そのため、強制性交等罪で逮捕された事案については黙秘を徹底したうえ、検察官に対しては、不同意わいせつ罪での起訴が相当である旨の意見書を提出した。検察官に対する説得が功を奏し、強制性交等罪での起訴を免れ、不同意わいせつ罪2件での起訴となった。第一審では2件のうち1件の示談が成立せず、懲役2年の実刑判決となった。しかし、控訴審において2件目の示談を成立させ、懲役3年執行猶予5年の逆転執行猶予判決を獲得した。
ご依頼の流れ
豊富なキャリアと実績に裏打ちされた今後の見通しを助言。無料電話相談のほか、ZOOM、Meet、Skypeなどオンライン相談にも対応しています。
【性犯罪事件】無料電話・メール相談のみで解決することも
正式な依頼をする必要はありませんので、お気軽にご相談ください。実際に8割以上のご相談者様が無料相談のみを利用しています。無料相談だからといって、正式依頼を迫ることは一切ありません。また、悩みを打ち明けるだけで気持ちが楽になることも多いです。全力でサポートいたしますので、心の重荷を軽くするためにも、まずは無料電話・メール相談をご検討ください。
【緊急・お急ぎの方へ】接見(面会)先行サービスについて
ご家族が逮捕されて様子が分からない、一刻も早く状況を知りたいご依頼者様向けに「接見(面会)先行サービス」を提供しています。逮捕後、接見できるのは弁護士だけです。また、どの弁護士に依頼すればよいか分からないお悩みに対しても、接見先行サービスをぜひご利用ください。刑事弁護士のスピードと働きぶりを見た上で、正式依頼をご検討いただけます。実際に弁護士が急行するため費用を「55,000円(税込)」いただいております。大切な初動の72時間を有効にご活用ください。
参考 - 初動の72時間、刑事事件の流れとは
刑事事件のよくあるご質問
職場や学校に知られず解決できるの?
詳しく見る事件のことが職場や学校などに知られてしまうのは、大きく分けて①本人の身体拘束が続き、無断欠勤を避けるために家族が連絡せざるを得なくなる②警察が連絡する③報道により知られてしまう、の3つがあります。①について、逮捕されて身体拘束されると、職場に出勤できず、本人が職場に電話することもできないという状態になり、事実を伝えざるを得ない状況に追い込まれることがあります。②全ての事件において警察が職場に連絡するわけではありませんが、捜査上職場から聴取する事項がある場合などは、職場に連絡することもあります。なお、少年事件の場合には、警察と学校が連絡協定を結んでいることがあり、その場合には自動的に学校に連絡がいきます。①②③いずれについても、弁護士が活動して本人が釈放されたり、適切な対応をすることによって、職場や学校に知られずに解決できるケースが多くあります。ご不安な場合は、早い段階で弁護士にご相談ください。
私選弁護人と国選弁護人の違いとは?
詳しく見る国選弁護人と私選弁護人の違いは、費用負担と選任方法にあります。国選弁護人はお金がない等の理由で自分で弁護士がつけられない人に対して、国が国費で費用を負担し、弁護士をつける制度です。資力が50万円に満たない人は誰でも、国選弁護人を選任してもらうことができます。国選弁護人の費用は、ほとんどの場合、国の負担となり、自分で支払う必要はありません。ただし、国選弁護人の場合、被疑者・被告人が自分で弁護人を選ぶことはできません。各弁護士会には、国選弁護人として選任されることを希望する弁護士のリストがあり、その中からランダムで選ばれます。私選弁護人は、自分で弁護士を雇うことを指します。弁護士に払う費用が発生しますが、自分で弁護士を選ぶことが出来るので、刑事事件の経験が豊富な弁護士、自分の事件の分野に精通している弁護士、相性の合う弁護士を選んで弁護人とすることが出来ます。
逮捕された身内に面会や差し入れができるの?
詳しく見る逮捕された場合、通常は逮捕を行った警察署に連行され、警察署内の「留置場」に収容されます。留置場に持ち込める物品には厳しい制限があり、携帯電話やパソコンなどの電子機器は一切持ち込めません。一定の条件のもと、面会は可能ですが、逮捕されて数日間は平日であっても面会を認めない警察署が多くなっており、面会が可能になっても、平日の日中に限られ、15分程度しか面会をすることはできません。また、共犯者がいるなど一定の事件については、「接見等禁止決定」が裁判所から出されることがあり、この場合は、弁護士以外との面会はできなくなります。差入れは、現金や本、雑誌、眼鏡、衣類などが可能ですが、衣類は紐や金具が付いているものは禁止など制限があります。なお、弁護士は24時間365日面会・差し入れが可能なので、夜間や休日にも時間制限なく面会することができます。
事件を起こしたら必ず前科がつくの?
詳しく見る前科は、裁判所から有罪判決を受けることです。事件を起こし、警察による捜査が始まったとしても、それだけで前科がつくわけではありません。事件を起こしてしまった後であっても、弁護士をつけて被害者との間で示談を成立させるなどの活動をすることによって、事件が裁判所にいかずに終了する(不起訴処分)こととなれば、前科はつきません。なお、20歳未満の場合は家庭裁判所で保護処分を受けますが、これは前科ではなく前歴となります。前科がつくと、捜査機関に記録が残り、将来の犯罪時に不利になる可能性があります。また、国家公務員や医師などの職業に就く際、前科が影響を与える場合があります。
逮捕されたらいつ出てこられるの?
詳しく見る逮捕された場合、基本的にその翌日または翌々日までは釈放されません。逮捕の効力は原則として72時間であり、それ以上身体拘束を継続する場合には、勾留という手続がとられることになります。通常であれば、逮捕された翌日~3日後の間に、勾留となり身体拘束が継続するか、勾留されずに釈放されるかが決まります。弁護人を選任すれば、検察官や裁判官に対し、勾留の回避や釈放を求めることが可能です。勾留が決定すると最大23日間拘束され、日常生活に大きな影響が出ますが、弁護士が被疑者に有利な事情や証拠を主張し、罪証隠滅や逃亡のおそれがないことを示すことで、勾留を防ぐ可能性が高まります。なお、逮捕がされておらず、今後逮捕の可能性があるケースにおいては、弁護士が逮捕を防ぐための活動を行います。
実名報道されてしまうのか?
詳しく見る事件が発生した場合、警察署が報道機関に事件の情報を提供するということが行われています。そして、報道機関はその中から報道の対象とするものを選んで報道します。報道されるかどうかは様々な要素を加味して決定されますが、有名企業の会社員や有名大学の学生、公務員など、世間の関心が集まる立場にいる方については報道されやすい傾向にあります。また、報道されやすいタイミングは逮捕時や起訴されたときです。そのため、逮捕や起訴をされないようにすることが最も効果的な対策となります。また、逮捕・起訴された事件であっても、弁護士において実名報道を回避するための活動を行う場合もあります。
弁護士紹介
中村 勉Tsutomu Nakamura
北海道函館市出身で、中央大学法学部とコロンビア大学ロースクールLLMを修了しました。これまでに無罪判決を6件(完全無罪4件)獲得し、控訴事件でも原判決破棄や逆転執行猶予判決を多数勝ち取った実績があります。また、著名な国際刑事事件に関わるキャリアを持ち、刑事事件に注力して活動しています。
小島 千早Chihaya Kojima
ニューヨーク大学ロースクール卒業後、Morrison & Foersterのニューヨークオフィスで勤務し、日本企業の米国進出に関する法律問題に対応。現在は外国法事務弁護士として、米国に事業を展開する企業や個人に対し、雇用や規則制定、独占禁止法、海外腐敗行為防止法などに関するアドバイスを提供。最新の米国法や判例情報も提供しています。
川瀬 雅彦Masahiko Kawase
こんにちは、弁護士の川瀬雅彦です。私は長年検事として、法と証拠に基づき刑事事件の真相解明や適正な量刑の確保に努めてきました。今後は、検事時代の経験を活かし、弁護士として依頼者と同じ目線に立ち、社会正義の実現と人権保障に取り組んでいきます。
柏本 英生Hideo Kashimoto
このページをご覧の方の中には、人生で一度あるかないかの困難な状況にいる方も多いでしょう。不安な気持ちをお持ちかと思いますが、まずはその不安を取り除くお手伝いをさせてください。弁護士は医者と似ており、不安な依頼者の気持ちを理解し、誠実に質問に答え、説明することを心がけています。その上で最良の弁護活動を行いますので、まずはご相談ください。弁護士は依頼者の絶対的な味方です。
坂本 一誠Issei Sakamoto
私は100件以上の刑事事件を担当し、日常的な事件から重大事件まで幅広い経験を積んできました。近年は無罪判決や控訴審での逆転執行猶予を獲得するなど、重大事件を多く手掛けています。突然の逮捕や警察からの連絡で生活が一変する不安を理解し、日常を取り戻すために全力でサポートします。今、不安を感じている方はぜひ私たち弁護士にご相談ください。最善の結果を目指します。
上野 達夫Tatsuo Ueno
東京大学経済学部を卒業後、司法修習を経てニューヨーク大学ロースクールに留学し、ニューヨーク州司法試験に合格。帰国後は大手法律事務所や企業内弁護士として幅広い経験を積み、特にM&Aや国際紛争など実践的な業務に従事しました。英語力と国際ネットワークを活かし、企業法務や国際相続・離婚など国内外の幅広い案件に対応可能です。各種契約、労務問題、訴訟対応など、日常的な企業法務にも対応しています。
山口 亮輔Ryosuke Yamaguchi
千葉事務所長の山口亮輔と申します。首都圏の刑事・民事事件、少年事件に加え、子ども担当弁護士や障がい者支援、依存症者の生活環境調整活動に取り組んでいます。事件化や逮捕を避けるために、自首や示談交渉を行うなどの対応をしています。早期に弁護士に相談することで、逮捕回避や不起訴処分の可能性が高まります。経験豊富な弁護士にご相談ください。
高田 早紀Saki Takada
弁護士の高田早紀と申します。依頼者やご家族に寄り添い、刑事手続に対する不安を少しでも取り除くことを目指しています。活動を通じて、本人や家族の気持ちに向き合い、今後の生活を考えることが役立つと信じています。また、現在だけでなく、将来の不安にも耳を傾け、その解消に努めます。どうぞよろしくお願いいたします。
アクセス
中村国際刑事法律事務所は全拠点、最寄り駅より徒歩5分圏内。東京(水道橋、立川)、千葉、埼玉、大阪、愛知のほか、控訴・上告事案は全国対応。
弁護士費用
初回電話・メール法律相談 |
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無料詳細なご相談、ご来所相談、オンライン相談は、5,500円~/30分程度 |
緊急接見(面会)先行サービス | 自首・出頭同行サービス |
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55,000円~ | 110,000円~ |
弁護活動にかかる費用 - 逮捕、勾留されていない場合
着手金 | 報酬金 |
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440,000円~ | 不起訴獲得440,000円~ |
弁護活動にかかる費用 - 逮捕、勾留されている事件
着手金 | 報酬金 |
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440,000円~ | 不起訴獲得440,000円~ |
身柄解放成功110,000円~ | |
接見禁止解除成功55,000円~ |
事務所情報
事務所名 | 弁護士法人中村国際刑事法律事務所 (英名: Nakamura International Criminal Defense LPC) |
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所在地(本店) | 東京都千代田区神田三崎町2-17-2 日宝水道橋ビル 3階 |
設立 | 2009年9月 |
電話番号 | 0120-971-195 |
所属弁護士(所属弁護士会) | 中村 勉(大阪弁護士会) 小島 千早(外国法事務弁護士) 川瀬 雅彦(愛知県弁護士会) 柏本 英生(東京弁護士会) 坂本 一誠(東京弁護士会) 上野 達夫(東京弁護士会) 山口 亮輔(千葉県弁護士会) 高田 早紀(埼玉弁護士会) |
代表者 | 中村 勉(大阪弁護士会) |
営業日 | 平日 0:00 ~ 0:00, 土日祝 0:00 ~ 0:00 |
主な対応エリア | 関東, 関西, 中部 ※控訴・上告は全国 |
主な取扱い分野 | 刑事事件 (性犯罪、薬物、暴力事件、窃盗・万引き・詐欺、財産・経済事件、交通事故、国際的・特殊な刑事事件 等) |
本店/支店情報 | 東京事務所(本店)東京都千代田区神田三崎町2-17-2 日宝水道橋ビル 3階 立川事務所東京都立川市柴崎町3-14-21 マル井ビル立川 306 千葉事務所千葉県千葉市中央区中央4-10-16 第22CIビル 102 さいたま事務所埼玉県さいたま市中央区下落合6-12-20 ALVEARE 103 大阪事務所大阪府大阪市北区西天満3-6-22 日宝北大阪屋ビル 306 名古屋事務所愛知県名古屋市東区泉1丁目1-31 吉泉ビル |